「農」と「食」のテーマパークの後編が公開された。最初、前編で取り上げた「カゴメ野菜生活ファーム富士見」だけを取材して書こうと思っていたんだけれど、調べるうちに似た取り組みに行き当たり、「クルックフィールズ」「ワタミオーガニックランド」という2つのテーマパークについても取り上げることになった。来春には深谷市にキユーピーも野菜のテーマパークをオープンしようとしているし、まだ他にも出てくるんじゃないだろうか。
この動きの根っこにあるのは、豊かに生きるってどういうこと? という問いに対するヒントが「農」と「食」にありそうだ、ってみんなが感じているってことかな。なんとなく。
このあたりは都市圏の住人と地方の住人でだいぶ感覚は違うんだろうけど、少なくとも都市生活者はそこに大きな憧れを抱いていると思う。そこに地方創生と自然環境の保護という時代の要請が加味されて、こうしたテーマパークが各地で生まれている、と僕は理解している。引き続き、追ってみるつもりだ。
記事URL:https://project.nikkeibp.co.jp/mirakoto/atcl/food/h_vol56/