遅ればせながらのPython#004

この本を一通り読み終えたら(やり終えたら)「Python3エンジニア認定基礎試験」を受ける。目標は8月末までに受けて合格すること。いろいろな入門書で書かれていることの6,7割くらいは身に着けたいな。それで受かるかどうか。できれば受験前までに、教則本というか試験の底本とされているオライリーの『Pythonチュートリアル』をきっちり読了して気持ちの上で万全にしておきたいんところだが、何か、学習途中での目標達成が欲しいところが凡人の悲しさ。中間ゴール的なものがないと続けられないと言ったほうが正しいか。 

 

目指すところは、Pythonで下手くそなりに自分でコードが書けるようになり、稚拙でもいいからアプリが作れて、Pythonによる機械学習とデータ分析の入口までできるようになること。そして、プロの言う言葉が理解できるようになること。言うは易しで道のりははるか彼方。還暦からのプログラミング再挑戦者に間に合うかどうかわからない。まあ、とりあえず、楽しいので前に進む。

 

今はまだ、超簡単なコードを何度も間違えながら書き直し、半分以上は解答を先に見てるような有様だが、ドリル的にコードを組んでみて、それが動いた時には素直にうれしいし、解答をチラ見せず自力で書けた時は、詰め将棋を解いた時の快感に近いものを感じる(と言っても詰め将棋の方もせいぜい五手詰めしか解けないレベルなので大きなことは言えない)。

 

さて、お盆までに読了するつもりで始めた『Python3 スキルアップ教科書』は、まさしくPython3エンジニア認定基礎試験のための教科書本。各節の最後に問題があって、そこで実際にコードを書いてドリル的に身に着けられる。最初の部分は難しく書かれていて、買って失敗したかと思ったが、今は気に入って手を動かしながら読み進めている。

 

各節ごとの問題も、できるだけ粘って解答とは違うやり方にもトライしている。下のコードはごくごく簡単なもので恥ずかしいが自分の読み進め方を記録しておく意味で掲載する。解答ではappendというメソッドを使っていた。最初、6文字未満の都道府県を削除する方向でpopメソッドを使おうとして失敗し、解答を見てなるほどと思う一方で最初の自分の発想と真逆だったことが残念で、自分の発想を生かせないかとremoveというメソッドを使って同じ結果が出せるところまでたどり着いた。実に他愛もない。でもまあ、少しスキルが上がった気分になりうれしくなった。

 

●removeを使ったコード

my_list=['tokyo','osaka','fukuoka','aichi','kyoto','chiba','saitama','gunnma']

list_ans=['tokyo','osaka','fukuoka','aichi','kyoto','chiba','saitama','gunnma']

 

for i in range(len(my_list)):

    

    if len(my_list[i]) < 6:

        

        list_ans.remove(my_list[i])

        

print(my_list,'\n','↓')

print(list_ans)

 

●appendを使ったコード

 

my_list=['tokyo','osaka','fukuoka','aichi','kyoto','chiba','saitama','gunnma']

list_ans=['tokyo','osaka','fukuoka','aichi','kyoto','chiba','saitama','gunnma']

 

for i in range(len(my_list)):

    

    if len(my_list[i]) < 6:

        

        list_ans.remove(my_list[i])

        

print(my_list,'\n','↓')

print(list_ans)