『Pythonスタートブック[増補改訂版]』に続いて、Python入門書2冊目の読了となった。
最初の一冊目は『Pythonスタートブック[増補改訂版]』で、これは定評のある入門書で、作りもオーソドックス。それに比べてこの『スラスラ読めるPythonふりがなプログラミング』は、最近の流行なのかもしれないが、プログラミングコードに漢字のふりがなのように意味(というか解釈)を付けてくれるので、途中で理解の助けになって、コードを追えなくなることが少ない。
しかも、Kindle Unlimitedで読めたのでお得感はとても高い。
自分なりに、掲載されているコードを自分なりに解釈して、時に変数名などを変えつつ、ドリル的に書きながら、どう動くのかを見ていった。このやり方は還暦からのプログラミング学習にはものすごくいいかもしれないと思っている。
最初の一冊でもいいのだが、オーソドックスな入門書を1回やってから、この本をドリル的にやっていくと、最初の一冊で理解が浅かったり勘違いしていたところが、別の角度から見えてくるので、理解が深まる気がする。あとはドリル的に自分でコードを書いていく作業をすることで記憶への定着が強まるように思う。
これで途中で置いてあるのを含めて5冊目。最初のスタートブックの次に、ステップアップを狙って、以下の3冊を読んでみたのだが、応用的な部分やプログラミングの周辺の話題に話が飛ぶところを除いて、楽しく読み進めてきたのは、いずれもPythonの入門部分だった。
『独学プログラマー』(最初の3分の2に当たるPython入門部分了)
『Excel×Python 最速仕事術』(最初の4分の1に当たるPython入門部分了)
『Python2年制 スクレイピングのしくみ』(途中)
応用の部分や、周辺部分に行くと、Pythonの入門レベルを前提に話が進むので、それが身に着いていないと挫折しやすい。そうした時にこの「ふりがな」本に出会ったのはラッキーだった。
次はどうするか、途中の三冊に戻るのは置いといて、もう一冊、網羅性もあって少し中級に進む『みんなのPython』と、Pythonの資格試験(民間)を念頭に書かれたテキストをやって、試験に臨むか。それとももう一冊オライリーのチュートリアルをやるか、今ちょっとお悩み中。